左膝の痛みの症例

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膝痛

左膝が痛くなった経緯(問診)

47歳 男性。
「仕事が立仕事なんですけど急に仕事中に左膝の前側が痛み出して
きて歩くと痛いし、しゃがむのも辛いんです」
とのことで来院。

こういった何かしたわけではないのに急に痛くなるケース、とくに
膝では多い症例です。

ケガなどの受傷機転がはっきりしているものに関しては施術はしやすい
ですがない場合は検査がとても重要になります。

なぜ左膝が痛くなったのか?(検査)

膝を診るうえでの検査では足趾、足部、膝の向きなどの視診、足関節・股関節
の可動性、筋肉の張りが主な検査です。
まずはこちらの写真をご覧ください。

どこが問題かわかりますか?
次の写真はどうでしょうか?

左の膝蓋骨(膝のお皿)が右に比べて外に向いてしまっています。
さらに左の膝は完全には伸びきらない状態で若干膝が右に比べて浮いているような
感じに見えませんか?

こう見ると左膝が痛いのは左膝に原因があるように感じますよね!

ではこの写真を見てみてください。

来院された患者さんが履いてきた靴の写真です。
右の靴が大きく崩れているのが確認できます。

実は右足の方の検査をすると膝はknee inと言って膝を曲げた時に内方に入り込む
動きになっていました。状態としては右側の足部の安定感の欠如から膝がknee in
していると考えられ、その動作の癖がこの靴にそのまま出ていると言えます。

ここから考えられるのは左膝が痛くなった原因は右足の方の安定感の欠如によって
左足の方に負荷がかかり結果的に左膝に痛みが出てきたと見立てました。

歩行の仕方もご本人に意識はないですが左足を外旋(外に開く)して歩かれています。
例えるなら足をケガした時に逆足を開いて(外旋して)歩く動作が分かりやすいでしょう。

膝痛を改善するには…(施術とセルフケア)

今回の患者さんの膝痛を改善するには左膝に対して施術を数回行えば痛みは消失すると思います。
ですが、安定感が欠如している右足をそのままにしておいていたら間違いなく左膝痛は再発する
と思われます。

そこで当院では再発予防としてセルフケア各種ツールの使用などを推奨しており
・適正な靴を履いていただく指導
・足趾・足部のトレーニングによる安定感の獲得
・正しくあるくための歩行指導

・インソールの使用による足趾・足部機能の向上
などをご提案しております。

今回はまず履いている靴の指導から始めたいと思っています。サイズ(長さ)、ワイズ(幅)、
踵の硬さ(ヒールカウンター)、シャンク(靴のねじれ)などが適正な靴を履いていただくだけ
でも膝の調子は変わってきますので。。。

原因のわからない痛みに対して

なぜ痛くなったのかわからない膝痛・腰痛を数か月または数年来抱えていらっしゃる方、たくさん
いらっしゃると思います。その原因の一つとして足部の安定感の欠如が起因して結果的に不調を
起こしているケースが多く見られます。丁寧な問診と検査にて医療機関に定期的に通院しているが
改善の兆しが見られないという方でも不調の原因がわかる可能性があります。
まずはやみくもに不調な所への施術ではなく原因が何なのか?これが改善への近道だと考え臨床に
あたっております。
まずはご相談でも結構ですのでご連絡ください。

著者 Writer

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院長:小澤 邦博
『取得国家資格』柔道整復師
『オーダーメイドインソール販売資格』
NASYUインソールベーシックマイスター
NASYUインソールアドバンスマイスター
『巻き爪矯正』クリップオン巻き爪矯正セラピスト

血液型 O型
出身地 東京都江戸川区北葛西
好きなもの R&B大好き
NewBalance990好き
アウトドアファッション好き(gramicci、wild things、manastash、danner)
愛読書 go out
目標 生涯現役
専門施術 腰痛・膝痛・巻き爪
 

当院のご紹介 About us

院名:おざわ整骨・整体院
住所〒134-0081 東京都江戸川区北葛西2-23-20
最寄:船堀駅から徒歩14分
駐車場:なし
                                 
受付時間
9:30〜
12:30
-
15:30〜
20:00
- 18:30 -
※当院は予約制です
定休日:日曜、祝日

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